あぁ、おいしかった、メバルはやっぱり... 2004/11/28

船体の修理も無事に終了して、さらにパワーアップした名古屋港のシーバス船ルーキーズ
シーバスもいいのですが、たまにはちょっと毛色の変わった相手もいいねぇなどと相談がまとまり、
今宵はカキとメバルを狙います。
メバルは干潮のほうがよいとのことですが、本日は20:00出船でちょうど下げにかけてのタイミングもばっちり、
さて、釣れますかどうか...

−出船時の風景、手前がカキ、奥がオーナー船長の園さん−



新川の係留場所より30分ほど走ってポイント到着、近くていいでしょ。
でも、すでに船酔い気味の店主、海が荒れないといいのだけれど...

-左側がカキが丹精こめたメバルパターン−


カキが巻きためたメバルパターンをぶんどって、5Xのフロロのティペットに結びます。
タックルはなんでも良いのですが、念のため申し上げますと、
ロッドは9ftで#4〜5用に、フロ−ティングラインをセット。
メバルは引きが強いですから、ライトタックルですと本当に楽しめますよ。
肝心なのはリーダーの全長で、9ft以下の長さでフライを直結します。
なぜ短いリーダーじゃないと駄目なのかはのちほど説明しますが、ともかく長いと釣れません、
ご注意くださいね...

−カキさっそくヒット、20cm越えの良型−


久しぶりの船の上で、悪戦苦闘の小生を尻目に、カキウチ君ビシバシヒット。
おまえちょっとは遠慮しろよ〜、などと愚痴が出そうですが、出そうなのはゲロだったりして...
なんせおいらは船にはからっきし弱いものですから、船酔いと戦いつつの釣りになります。
でも、やがておいらにもアタリが出始めると、ころっと船酔いも忘れてしまってポイント打ちに熱中しまくり.

-いいサイズでしょ、刺身でもいけそう−


メバルが居ついているのは岩礁帯の岸ギリギリで、岸に当てるぐらいにフライを打ちます。
そのためにリーダーを短くするのですね。
またフライが落ちたらすぐにリトリーブを開始してください、夜のメバルは水面近くにいますので待っていてはNG。
水面に落ちたフライをすぐに動かすためにも、リーダーを短くして強引にターンさせるのがベストです。
最初は暗いためか、フライの落としどころが全然わからなかったのですが、
やがて暗闇に慣れてポイントまでの距離感がつかめるようになってくると、だんだん釣れるようになりました。

キーポイントはかならずフライを岸ギリギリで
ターンさせることと、
フライが
落ちた瞬間にリトリーブを開始すること。
メバルは目がいいので、フライをポイントに落としてからすぐにリトリーブを開始しないと、
簡単にフライを見破ってしまうようです。
フライをターンさせずにぐしゃっと落としてしまってはまったく駄目ですからご注意下さい。
フライが落ちた瞬間から働くようにするためには、やや強引なプレゼンが必要です。

2つの重要なテクニックが揺れる船の上でこなせるようにかってからは、ガンガン当たるようになりました。
おいらの釣果は良型メバル4匹とちびっ子シーバス君が数匹の釣果、
あぁ、堪能しました!
(船酔いはどうしたのって、そんなのはへっちゃらでした、でも
陸に上がってからは大変だったかも、酔ってたのを思い出しちゃったりして、うっぷ...)

−良型、大量、万歳−


小さいのはリリースして、20cmオーバーの良型だけキープしました。
明日は休みですから、お昼ごはんにありがたくいただきましょう。

−翌日のお昼、バットに並んだメバル君たち−



まずはうろこを取ってはらわたを出します。
メバルは各ひれのとげがキツイので、うろこを取る時はお気をつけ下さい。

−手が痛いので軍手をしてます−


メバルの料理法はいくつかあるのでしょうが、今回は定番の煮付けと塩焼き、それからから揚げにしました。
これぐらいのサイズですと刺身でもOKなのですが、メバルの棘が刺さって痛かったのでギブアップ。

−左上から、から揚げ、塩焼き、煮付けの順です−



さてさて、さすがに釣りたてのメバル君はおいしい!
どれもバカウマの上出来だったのですが、あえて順位をつけるとすれば、
1-から揚げ、2-塩焼き、3-煮付けの順でしょうか。
特に
から揚げは抜群で、もう一回釣って来てねとリクエストがあったほどでしたよ。

あぁ、おいしかった、メバルはやっぱりから揚げが最高!

なお、フライパターン洗練のため、来週もう一度釣行しますので、パターン公開は来週までお待ち下さい。
さて釣れるかな...
それとも酔うかな...
来週に続く...