解禁4日目の長良川、やっぱり今日もシブかったぁ〜 2013/02/04


解禁日の長良川、シラメが1匹しか釣れずに大苦戦。
オイラが陣取ったポイントには、まったくライズがなく、しょうがないので秘密のニンフにショットを打って何とか1匹ゲット。
今年は苦戦しそうな予感ですが、ライズがなければまたそれなりの作戦もありますので、
本日(2/04)は、解禁日パターンをごっそりベストにつめてあります。
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さて、朝の4時半ごろに目を覚まして、外の状況を伺おうと窓を開けてみますと、大粒の雨がぽたぽたと軒を伝っております。
これは駄目だ、すぐにもう一度、布団の中にもぐりこんだのですが、それでは昨夜巻いたフライが無駄になる、
思い直してとっと車に飛び乗りました。
雨の一日なら、きっと他に誰も来ていないに違いない。それならポイントを独占できるから、爆釣間違いなしじゃぁ、
などともくろんで、現地に着いたのは6時ちょっと前。
車の中で外気温を測ってみますと3度ほどあります。



解禁日は-5度ぐらいでしたから、今朝はまぁまぁ温かい。
大粒の雨脚は気になりますが、人間側の殺気が消えて良いかもと、すべて自分の都合の良いほうに考えております。

とりあえず支度が整って、7時ごろから河原に降りてキャスティング開始。
いつものポイントで、しばらく投げてみたのですが、相変わらずライズがない。

例年ですと、7時過ぎぐらいからライズがポツリポツリと始まるのですが、今日も全然音沙汰がない。
いったい、どうしちゃったのでしょう?

考えられる原因としましては、
寒くてハッチがないのでライズがないか、
雨の増水でシラメが流されてしまって、アマゴが残っているのでライズがないか、
あるいは単純に目の前に魚がいないか、それとも魚の潜むタナが深いか、こんなところが考えられますが、

しばらくしてルアーマンが二人やってきて、すぐにスプーンで釣ってしまったので、魚がいないわけではないようです。

ということで、深いタナにいるライズしにくい相手を釣るために、システム全体をチェンジして、
昨日たくさん巻き貯めた、解禁専用のウェットフライを試してみることにしました。

使うタックルは、
スコットのT3H 1064/4 に、エアフロのスカンジコンパクト270grをセット。
先端のリーダーは、タナが深いことを想定して、エアフロのポリリーダーのスローシンキングを選択します。
リーダーの先端には5X60cm+7X60mcぐらいを付け足して、#16 KAIKIN WET と 名づけたパターンを結びました。

これをオーバーヘッドで思いっきり遠投して、想定したポイントに差し掛かったらちょっと止める、
アタリがなければそのまま流して、怪しいところに差し掛かったらまた止める、
こんなことを繰り返しておりますと、やがてゴツンとヒット。
1匹目は予想どおり、アマゴでした。雨が続きましたので、上流のエサ釣り用の放流ポイントから流されてきた個体でしょう。

フライカラーは、最初はレッドを使っていたのですが、同じことばかりやっておりますと魚が飽きてきますので、
頃合いを見計らってオレンジに変えてみますと、
カラーチェンジしたとたんに2匹目がヒット、これはシラメでした。



というわけで、10時までに何とか2匹ゲット。
フライのカラーを黒に変えて、もう1匹あたったのですが、
これはターンした瞬間にアタックしてきましたので、残念ながらうまくフッキングできませんでした。

といっても、とても釣りにくい状況でしたので、
2匹ゲットは上出来と自分を慰め岐路につきました。

なお、魚はまだまだ残っております、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてくださいね。